健診結果の事務処理の仕事に興味があるけど、「難しくない?」「未経験でもできる?」「専門知識は必要ない?」といった不安をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、実際に働いた経験がある筆者が、健診結果の事務処理の仕事内容や向いている人の特徴などについて解説します。
健診結果の事務処理の仕事を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
Contents
健康診断の事務処理、具体的な仕事内容は?

業務内容は、健診データのシステム取り込みから、検査数値や医師所見の確認、結果表の発送準備までです。
項目ごとに原本を一つずつ突き合わせる「目視確認」が業務のポイントです。
数値や判定が間違っていないか、目視で確認します。
最終的に結果表を印刷し、宛先を確認して封詰めするまでを担当するため、正確性と責任感が求められます。
春・秋の繁忙期は忙しいですが、未経験からでも医療知識を学びながら着実に進められる仕事です。
仕事の流れ | データ取込みから封詰めまで

この章では、データ取込みから封詰めまで、仕事の流れを紹介します。
ステップ①データの取り込み
まずは、受診票を専用システムに流し込みます。
これが全てのベースになる作業です。
ステップ②項目ごとに目視確認
システムに取り込んだデータと、手元の原本の数値が一致しているか、一つひとつ目で追って確認します。
名前の漢字や数値の桁数、判定が間違っていないか、細かい部分まで丁寧に確認し、数値や判定がおかしいところがあれば、再度、医師や検査技師に確認をします。
ステップ③ダブルチェック
自分で確認した後、さらに別の担当者の目を通して再度チェックを行います。
ダブルチェックで、見落としを徹底的に防ぎます。
ステップ④印刷と最終チェック
全ての確認が完了したら、いよいよ結果票の印刷です。
印字のズレや汚れがないか、最後にもう一度全体を眺めて確認します。
ステップ⑤封詰め(封入)
宛先と中身が間違っていないかを確認しながら、封筒へ入れて閉じます。
受診者様の元へ届く最後の仕上げとして、一番神経を使う大切な工程です。
【実体験】やってみてわかったメリット・デメリット

実際仕事をしてみて感じたメリット・デメリットを紹介します。
メリット
メリットは以下の通りです。
- 医療知識が少しずつ身につく
- 静かな環境で集中して働ける
- 正確に終えた時の達成感が大きい
医療知識が少しずつ身につく
毎日たくさんの数値を扱うため、自然と「血液検査の項目」や「基準値」などの知識が身につきます。自分の健康診断の結果も詳しく読み解けるようになるのは、この仕事ならではの大きなメリットです。
静かな環境で集中して働ける
基本的には机に向かってコツコツと進める作業です。電話対応が少ない職場も多く、落ち着いた環境で自分のペースを大切にしながら、目の前の業務に深く集中することができます。
正確に終えた時の達成感が大きい
膨大なデータの目視確認を終え、最後の一枚を封詰めした瞬間の達成感は格別です。ミスなく正確な仕事をして、受診者に届く準備が整ったとき、達成感があります。
デメリット
デメリットは以下の通りです。
- 「正確な情報を届ける」という責任感
- 目や肩の疲れ
「正確な情報を届ける」という責任感
健診結果の数値や判定は、受診者が自身の体調を知り、その後の生活を考えるための大切な判断材料になります。そのため、一つひとつの情報を正しくお届けするという、この仕事ならではの責任感があります。
目や肩の疲れ
この仕事は、手元の原本と結果票を交互に見つめ続けるため、目や肩への負担が非常に大きいです。一文字ずつ追う「目視確認」は想像以上に神経を使い、眼精疲労からくる頭痛や、同じ姿勢を続けることによる深刻な肩こりに悩まされることも少なくありません。
私はこうしてミスを防いでいた!「正確性」を保つコツ

一文字もミスできない緊張感の中で集中力を保つため、私は意識的にリフレッシュの時間を取り入れていました。
温かいコーヒーを飲んで一息ついたり、座ったままできる軽いストレッチで体をほぐしたり。ほんの数分の切り替えが、目視確認の精度を再び高めてくれます。「正確なデータが受診者の健康を守る」という責任感を持ち続けるためにも、自分なりの「集中スイッチ」を持つことが不可欠です。
この仕事に向いているのはこんな人

「自分にできるかな」と不安に思うかもしれませんが、結論から言えば、この仕事は、誰でも挑戦できる仕事です。
高度なスキルよりも大切なのは、一文字ずつ丁寧に突き合わせる、コツコツとした作業を厭わない気持ちだけです。
最初は専門知識がなくても、日々の業務の中で自然と身についていきます。特別な才能ではなく、「決められた手順を守り、確認を惜しまない」という誠実さがある方なら、誰でも活躍できるお仕事です。
まとめ

この記事では、健康診断の事務処理の仕事内容からメリット・デメリット、向いている人の特徴まで解説しました。
私はこの仕事を通して、一通の結果表が届くまでには、たくさんの人の目と確認が積み重なっていることを知りました。
この記事を参考に、「自分にもできるかな」という不安が「やってみようかな」という前向きな気持ちに変われば嬉しいです。
あなたの丁寧な手仕事が、誰かの健康を守る大切な一歩につながります。