「図書館で働きたい」
「資格がないけど働けるの?」
図書館で働きたいと思っている方の中には、資格を持っていない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
資格がなくても働けるのか気になりますよね。
この記事では、私の実体験をもとに資格なしでも働けるのか、仕事内容などをふくめご紹介します。
Contents
資格なしでも働けます
結論からいうと、資格なしでも図書館で働けます。
図書館で働くには資格がないと働けない思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
必ずしも資格がないと働けないというわけではありません。
実際、私も資格なしで図書館で働いた経験があります。
正規職員の場合は資格が必要
資格なしでも働けるとお伝えしましたが、正規職員の場合は異なります。
「司書」の資格が必要です。
図書館は都道府県や市町村が運営するところが多く、
公共の図書館で働く場合は、各自治体の採用試験を受けて合格する必要があります。
アルバイト・契約社員の場合は資格は不要
アルバイトや契約社員などの場合は、資格を持っていなくても図書館で働けます。
私も資格を持っていませんでしたが、官公庁が図書館での臨時職員を募集しており、そちらで採用していただき働くことになりました。
実際に働いてみると、正規職員の方は少なく、任期付職員の方が多かったです。
正規職員ではありませんが、みなさん司書の資格を持っていらっしゃいました。
仕事内容とは?
気になる図書館での仕事内容をご紹介します。
受付カウンター業務
図書館の仕事で最もイメージしやすいのではないでしょうか?
このカウンター業務にも様々な業務があります。
■主なカウンター業務
- 貸出・返却のお手続き
- 本の予約
- 新規登録、カード発行
- 新着本の登録
- 延滞本の返却催促
- 本の修繕
図書館では本だけでなく、CDやDVDを借りることができるため、
CD・DVDの貸出や返却の手続きもカウンター業務のひとつです。
カウンター業務は座っているため、「楽そう」など思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、利用者さんが来られない時は、その時間を利用して他の作業を行っています。
レファレンス
レファレンスは、利用者さんに最適な本を提供する業務です。
利用者さんからの「この本どこにありますか?」「こういったことについて調べたい」などのお問い合わせにお答えします。
レファレンスも幅広いです。
本の場所を探す分には資格を持っていない私でもご案内したり、お持ちしたりできましたが、より専門的なことを求められる場合は司書資格がある職員の方に対応していただいてました。
配架や書架整理
配架は、返却された本を元の場所に戻す業務です。
この配架ですが、手に数冊の本を持ち、館内を移動するので結構体力を使います。
本の大きさや厚さによっては数冊でも重いので、腕や足が疲れることもありました。
そして書架整理は、本棚に正しく本が置かれているかチェックしたり、正しい位置に戻したりする業務です。
図書館の本は分類記号によって、それぞれの本棚に置かれているので、正しい場所に本があるかチェックします。
このように図書館の仕事は意外と重労働な部分もあります。
所蔵点検
所蔵点検は、図書館で所蔵している本が正しくあるか、本が汚れたり破損していないかを点検します。
年に一度、所蔵点検を行うところが多いようです。
これは、図書館で働いてみてわかったことですが、「休館日」も勤務があります。
休館日なのでお休みなんだろうなと思っていましたが、この休館日に点検や、イベントに向けた準備、利用者さんにより良く図書館を利用してもらえるように作業をしています。
まとめ
この記事では、資格がなくても図書館で働けるのか、また仕事内容をふくめご紹介しました。
資格がなくても図書館で働けます。
正規職員などになると資格が必要ですが、アルバイトやパートは不要です。
資格がなくても図書館で働くことは可能なので、図書館での仕事に興味がある方は、ぜひ挑戦してください。